ゼミ合宿~音声コンテンツを作ろう!~

先日、音声コンテンツを作ろう!というゼミ合宿がありました。
田川市にあるいいかねパレットで行われたこの合宿は、実際にラジオを制作されている樋口さんとファンファン北九州の横山さん、梁さんのお話をお聞きしました。

 

=樋口さんのお話=

YouTubeなどのコンテンツが盛り上がっている中で、聴覚に関する市場はまだまだガラ空きというお話が印象的でした。
私は、YouTubeで活動を始める人が増えているから映像コンテンツが増えていくだろうなと考えていました。だから、聴覚の市場がガラ空きという言葉は、自分が知らなかった市場の可能性を見たようで、これから音声メディアがどうなっていくのか面白そうだなと思いました。

また、「しゃべりも音楽」という表現も印象的でした。音楽にリズムやイントロがあるように、話すことも声のトーンや間の取り方、リズムがあって、それを考えながら話すことで面白い、聞きやすいラジオになっているのだなと感じました。

 

さらに、樋口さんが最も伝えたかったことは「自分が何を思っているのか継続的に伝え続けていく」「お願い力」が大事ということ、そして、「個人理念や羅針盤を持つ」ことの2点でした。

今の時代はSNSの影響力が強く、その影響力で夢を達成できる時代になっています。だから、自分が何をしたいのかという思いを発信することで共鳴する人に出会うことができるとのことでした。また、幸せは人によって異なる時代になっているため、個人理念を持って、自分の幸せを自分で設定する必要があるとのお話をされていました。

このお話を聞いたときに、私は個人理念ややりたいことが何か自分は分かっていないなと思いました。そのため、やりたいこともない現状にちょっと不安を感じてしまいました。また、「伝えること」「お願い力」が大事という点は自分が行動できるかどうかだなと思いました。やりたいことがなくても、これ興味あるなとかちょっとやってみたいかもと思うものはいくつかあるので、とりあえずそのようなものから「やってみたいです」と伝えていければいいなと思います。

 

=ファンファン北九州さん=

西日本新聞社の方が行っているラジオ、ファンファン北九州は、本社の営業力が下がってしまったことを機にラジオを使って営業力を高めようと始められたそうです。

私はお話を聞く前は、新聞社なのにラジオをする意味があるのだろうかと思っていました。実際は、ラジオの内容をニュースなどの情報ではなく、賞味期限がない地元の話などのストックできる内容を扱い、それにより「いつでも」という新聞とは異なった価値を持たせていました。 

新聞には新聞らしさを、ラジオにはラジオでできることを。といった感じで使い分けがされているようで、同じ情報発信だとしても役割が違うのだなと思いました。

 

また、ファンファン北九州の方も「仕事と関係のない人に会いに行く」「発信と行動力」が大事と話されていました。ファンファン北九州も樋口さんに会いに行ったことがきっかけで、ラジオが立ち上がったそうです。

会いに行くという行動力がすごいですよね~。それで、今回のゼミ合宿での講演会につながっているのだから、繋がりや交流ってすごいなと感じた日でした。

 

=ラジオコンテンツの制作=

お話を聞いた後は、いよいよ実際にラジオコンテンツを制作していきました。全部で6個のチーム(①OP・ED、②③ゼミ紹介、④樋口さんの振り返り、⑤ファンファン北九州さんの振り返り、⑥ブリッジ)に分かれ、制作を行いました。

私は⑤ファンファン北九州さんの振り返りを担当したのですが、約1分という短い時間で何を話したらいいのか初めは全く分かりませんでした。
そこで、2年後期のラジオ制作で棒読みになってしまったことを反省して、とりあえず雑談形式で撮ってみました。台本も一切作らなかった。これが良かったのかはわかりませんでしたが、棒読みにはならずにとることができました。

ちなみに、樋口さんにお話を聞いたら、ラジオの台本は箇条書きで書いているとのことでした。話すことを丸ごと書くから棒読みになってしまうのだなと。

そして、翌日には①~⑥を繋げた音声を聞いたのですが、想像した以上にラジオっぽかったです。特に、ブリッジの役割ってとても大事なんだなと実感しました。それぞれのチームが内容を知らずにとったにも関わらず、ブリッジがあることでつながりの違和感がありませんでした。

 

=感想=

ラジオってあまり馴染みがないなと思っていたけれど、今回のお話を聞いて案外面白いものだなと思いました。実際に自分が制作してみるという機会もそうそうないと思うので、自分の声を客観的に聞くことができて良かったなと思います。

また、常々、コミュニケーションうまくなりたいな~と思っていたので、話すことに関する合宿は面白かったです。

運転してくれた方、車を出してくれた・借りてくれた方、私とおしゃべりしてくれた方、ありがとうございました!今年度もよろしくお願いします!!

 

=余談=

音声コンテンツとは関係ないかもだけど、面白いなと思ったのでメモがてら書いておこうかなと。

 

バーベキューのときに、横山さんと就職について軽くお話をしてみました。

面接のときに、大学時代に頑張ったことなど話す内容はみんな似たようなものらしいです。でも、面接官が〇をつける人は大体同じ人になると。

これはどうしてなのでしょうかね。。何かオーラでもあるんでしょうか?それとも、ラジオのように話し方がうまかったからなのか。ちょっと気になりました。

 

 

おわり

また夜中に書いちゃったよ。。