デザインって何? グッドパッチさんのお話し

春休みが始まってから、もう1か月近く?立ちました。去年の春休みよりかは有意義な時間が過ごせているのではないかなと思います。そう思いたい!!

今回は、グッドパッチの田口さんより”デザイン”についてのお話を伺いました。デザインに興味がある、デザインに関連した仕事に就きたいと考えていてもいなくても、とても興味深いお話しでした。

 

=社会に”デザイン”が求められている=

現代の社会はグローバル化やIT化が進んだことにより、予測が不可能になったVUCAといわれる社会だそうです。そのような社会では、課題を発見する考え方や見方が必要になってくると!

また、現代において、ユーザーが求める価値はかっこいいやきれいといった表層デザイン価値ではなく体験価値へと変化しています。UX(ユーザーの体験価値)が重要となった現在では、新しい体験価値を生み出すデザインが求められているとのことでした。

 

これらの話を踏まえた上で、デザインとは何だろうと考えると、パッケージをデザインするや服をデザインするなどといった意味とは異なっていると思いました。私が想像するデザインとは、目に見える形のモノ、田口さんの話で言うなら表層デザインです。

しかし、現在のデザインとは「計画・設計」の意味も含んでいます。これからの社会では、デザインの力を持って、まだ見ぬ課題やユーザーの体験価値など、はっきりと目に見えてわからないようなコトにも取り組んでいかなければいけないのだと思いました。

 

=自分が何をすべきか=

①自分のやってきたことの可視化→ポートフォリオの制作

ポートフォリオとは、自分が今まで作ってきた作品やプロジェクトなどをまとめたものです。

ポートフォリオは、相手に自分がどんなことができる人間であるのかを伝えることができ、それと同時に、自分には何ができるのかを確かめることができる手段でもあります。

→私は、ポートフォリオは一種の自己分析にも使えるようなものなのかなと感じました。自分が今まで活動してきた作品と一つ一つ向き合うことで、自分は何がしたかったのか、どんなことにワクワクしたのかという傾向も見渡せるようになるのではないかなと思いました。

 

また、ポートフォリオにできる作品がないという場合、

②既存のサービスの分解・解析 をしてみるのもいいとのこと!

ポートフォリオを制作したある学生は、就活のために既存のアプリを自分で分析し、改善提案を行っていました。

→デザインの仕事に就くと考えると、絵がうまくないといけないという印象を受けるけれど、また、ある程度の絵のうまさは必要ではあるのかもしれないけれど、ある学生がしたように、商学部生だからこそ見える視点があり、できることがあるのだろうなと思いました。

 

=感想=

今回のお話しで、自分の中でもデザインに対する重要性が高まったように思います。社会の中で、これほどまでにデザインが必要とされているとは知らなかったので、また、デザインの考え方は様々なコトに活用できると感じたので、デザインの考え方は身に着けていたいなと思いました。

また、ポートフォリオ制作のお話しを聞いた際に、自分には誰かに見せるような作品を持っていないなという焦りや悲しさのような感情も持ちました。田口さんもおっしゃられていたように、就職活動はエントリーシートや面接などの言葉を使って内定をいただきます。一方でポートフォリオを提出する場合は実績で内定をいただくので、ポートフォリオを制作した人、または制作できるような作品を持っている人は、自分の能力や努力してきたことが認められているような気がして、羨ましいというか、何というか、いいなと思いました。エントリーシートも面接も、実績を言葉で表現しているというだけなんですけどね。笑

 

今の私には、誰かに見せたり伝えたりできるような作品はないけれど、今からでも何か制作したりできるかなと思います。また、作品なんかないと思っているだけで、案外探ってみたら見つかるかなとも感じました。

 

最近、デザインについて、自分がやりたいことは何かについて考える機会があったので、今回お話しを伺えて本当に良かったです。

おわり