自分の感性どこいった?

私は現在、大学で教育論という科目をとってます。その講義を受ける中で、答えのないことを考えること、何かを純粋に楽しむって大事なのでは?と感じたので、今回はそれについて書きます。

 

フレーベルの教育思想:子どもも含めた人間は神性(神なる性質)を持っている。

神性とは、言うなれば生まれながらに持っている力のことだそうです。そして、その神性は大人になるにつれて失われていくと…。

もっと分かりやすく言うと、子どものうちは、周りのことを気にせずに自分の感性の赴くままに絵を描いたり、行動をしたりします。でも、大人になると周囲に合わせて、自分の感性のままに行動できなくなる。これが神性が失われた状態だそうです。

だから、子どもの教育をする際には、こうしなさい、ああしなさいという感性を失わせてしまう教育はするべきではないとのこと。

 

この教育思想を聞いて、私は「確かに大人になってから、自分の感性の赴くままに何かをするってことは少なくなったよな」と思いました。

中学時代は美術部に入っていたのですが、そのときでさえも「きれいにうまくかこう」「コンクールにとっていい絵はどんなものだろう」と考えて描いていました。そう考えると、自分の感性のままにできること、答えのないものを自分で考えることってめったにないことなのでは?だからこそ、すごく重要なのでは?と思いました。

 

特に、最近就活をしていく中で、クリエイティブの分野が重要になってきていると話を聞きます。社会の変化が速くなってきていて、将来の予想がつかない社会では、クリエイティブ、考えることが重要だと。

まあ、大人になってしまった今、自分の感性のままに何かをしなさい、新しいことを考えなさいと言われても何も思い浮かばないのですが。だから、とりあえず感性を磨く?ためにも、自分の興味を大事にする。色々なことに目を向けるために何かを純粋に楽しむことが大事なのかなと思いました。

 

短いですが、今回はこれでおわり!