早期ゼミ no.3 文脈の理解とリフレーミング
今回の早期ゼミは…
5W1Hを用いて最悪の旅はどんなものがあるかを考えた上で、文脈の理解とリフレーミングについて学びました。
私たちのグループではこのような最悪の旅(案)が出ました。
who:私 when:受験後 where:帰り道 how:友達との答え合わせ
why:回答のミス what:志望校に落ちた
この最悪の旅を考えるという作業は、文脈を理解するために行った作業です。
ユーザーに刺さる何かor1つの大きなことを提供しようとする際には、文脈の理解が必要です。
シナリオを構成して文脈を理解することは、状況やユーザーへの深い共感を理解することにつながります。
次に最悪の旅で出た要素を転換させて新しいサービスを考えることになりました。
私たちのグループでは以下の案が出ました。
・学力ではなく、常識の試験 ・見直しの時間を設ける
・音声入力 ・自分のノートの持ち込み可 など
この発想を転換させる作業はリフレーミングと呼ばれ、ある物事を今の見方とは異なった見方をする、新しい意味を見つけるというものです。
リフレーミングをするためには、既存のビジネスアイデアを理解することや相手の情報を知ることが必要をなります。
リフレーミングの例として、赤ちゃんのつかまり立ち用のおもちゃがあります。
そのおもちゃは赤ちゃんがつかまり立ちをして、円を描くようにぐるぐる回って歩けるのですが、古代の奴隷たちが使用していた石臼から発想転換した商品です。
このように、もともとあったもの(既存のアイデア)から違う見方をすることで新しい発想につながり、ユーザーに刺さる何かを生み出すことができます。
よって、既存のアイデアから発想するためには既存のビジネスアイデアの理解が必要となります。
今回、最悪の旅について考えましたが、志望校に落ちたという点が時間軸からずれていると指摘を受けました。振り返ってみると、確かにずれています。また、リフレーミングにおいて、全力で試験を受けた上でミスをしたのか、緊張してミスをしてしまったのか、どちらに焦点を当てるかという点において文脈が理解できていなかったなと感じました。そして、新しい発想を考えるときに試験でのミスをなくそうという文脈に捉われすぎたのではないかと思いました。
文脈から出る、発想に捉われない…って大事なんですね!
今回のゼミブログは以上です。
次のブログは「大学の使い方を考える」です。40個…頑張ります。